ハチミツとクローバー (1) ★
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/08/19
- メディア: ペーパーバック
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ページをめくるのが段々速くなり、最終的にパラパラ漫画状態になったところで本を置きました。
全くどこを楽しめばいいのか見当が付かない漫画です。
まず、ヒロインらしき「はぐ」というチビが出てくるのですが、これが単にキモイだけの生物です。
これまで色々読んだ漫画のヒロインは、まあ好き嫌いはあるにせよ、「こういうところが魅力なんだろうな」と想像することはできました。
しかし「はぐ」に関して言うと、芸術家肌の変わり者? んで小学生並のチビっ子、かつほとんど喋らない小動物のようなキャラクターで、人間として見ることができません。
おまけに絵の描き方も雑で、もはや「点が3つあれば顔に見えます」という次元で、そういう雰囲気を狙っているにしても酷すぎます。
絵が下手なのは仕方ないけど、それならば持っているもの全てつぎ込んで丁寧に描け!
そんな謎の生物に対して恋に落ちる奴もいるのですが、何かこの作者は、とりあえず芸大だから変な人間描いてもそれっぽく見えるだろうっていう浅はかな狙いがあるとしか思えません。
↓なんか太字だけど1mmも笑うところがないです。
1話完結で色んな人物に焦点を当てながら話が進むのですが、なんだこの薄っぺらさは。
食い物ネタしか描くことないわけ?もうちょっと考えようぜ。
全盛期のジャンプなら3話で打ち切りになるくらいのクオリティです。