雑談 Amazonのレビューとか

Amazonのレビューを見ていると、たまに評価の低いレビューに対して、文句のようなコメントを書き込んでいるのを目にします。
まあそのレビュー自体が内容も何も無いただのこき下ろしなら文句を言いたくなるのも分かるのですが、
基本的にレビューなんていうものは「個人的な感想」でしかないわけで、多数意見が正しいとかいうわけではありませんし、
自分と意見が違う人がいるのが当然なわけで、過剰反応して反論するならコメントではなく、自分のレビューで主張をしっかりと書くべきだと思いますね。
「お前は分かってない」というならば、それなりの理由が必要だろうと思います。
ファン以外は書き込むな、みたいな排他的な方は、そもそも不特定多数によるレビューページなんて見ないほうがいいんじゃないでしょうか。
 
不思議なのは、映画はかなり厳しいレビューが多いのに、漫画やライトノベルは激甘なのが目立つということ。
ライトノベルなんか特に、そんなに読者が甘いからカスみたいなものばかりが氾濫するんだよ!と感じます。
  
私は評価の高い作品に対して相当ボロカスに書いて「参考にならない」をたくさん頂いておりますが、
思い入れのない人が先入観なしで読んだときに、なるほどそういう見方もあるなぁと思ってもらえるように書いているつもりです。
私の意見が正しい、絶対だ、という風には思ってませんが、そう見るにはちゃんと理由があるということを読んでもらいたいです。
単なる絶賛ばかりでは面白くないし、ファンが書き込んだ盲目的な好評価を鵜呑みにしてしまい、その作品に対する正しい判断ができなくなると良くないですからね。 
 
家電とかの実用製品は別にして、本や映画といったジャンルにおいては、
レビューは一つの指針にはなっても、それが自分に合うかどうかは実際に見てみなければ分かりませんし、自分と違う意見を持つ人がいるのは至極当然のことです。
「自分はこういう展開を期待していたのに、全く違う方向に進んでしまった。」
そんな自分勝手な意見でも、ちゃんとした理由があって説得力があれば、それは「参考になる」レビューだと私は思います。
自分が絶賛して止まないものでも、そういう意見があるということを前提に読み直してみれば、また新たな発見があるかもしれません。
もちろん、誰がどう見たって★5。みたいな完璧な作品も中にはあります。
それが普通ではなく、本当に特別なのだという意味においても、もっと批判的なレビューをどんどんみなさん書いてくれればいいなぁと思います。