君に届け(2) ★★★★★★★★★★・・・測定不能
- 作者: 椎名軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/09/25
- メディア: コミック
- 購入: 19人 クリック: 86回
- この商品を含むブログ (273件) を見る
全部読まなくてもいい、でも1,2巻だけは絶対読んだほうがいい!!
〜あらすじ〜
爽子と仲のよかった吉田と矢野の悪い噂が流れます。しかもそれを爽子が流しているという尾ひれ付き。
ある日その噂を聞き、自分と一緒にいると風早の株まで下がると聞かされた爽子は、次第に心を閉ざし、みんなとの関係を避けるようになります。
さらに矢野と吉田との言葉足らずによる誤解もあり、爽子は一気に絶望の淵へ・・・
幸せな日々を送り始めるかと思われた爽子に大きな試練が待ち受けます。
自分のせいで周りの人に迷惑がかかるなら、自分から遠ざかろう・・・
爽子は泣きながらそう決めますが、そこでも道を切り開いてくれたのは風早でした。
風早に勇気をもらい、爽子はもう一度頑張る決心をするのです!
泣く準備はいいかあああああああああああああああ?
クライマックスの、女子トイレでの噂流し集団vs爽子のシーン、
そしてその後の吉田&矢野との和解のシーンがとにかく感動モノです。
爽子の言葉の一つ一つが、とにかく重い。
気持ちが詰まりまくっていて重い。
「自分と一緒にいることで二人が傷つくことになったとしても、それでも私は二人と一緒にいることを諦められない」
どれほどの親愛の感情がここにあるか。
そしてそのために頑張る爽子の姿のなんと健気なことか!
気持ちを伝えることで無事に仲直りした爽子、吉田、矢野の3人は固い友情で結ばれることになります。
風早はその後押しをした者として爽子を祝福すると共に、元気と笑顔を取り戻した爽子を見て、一気に恋愛ゲージが上がるのでした。
ほのかな好意、好き、から抑えきれない感情に変化した瞬間なんじゃないでしょうか。
アニメ第6話より
CLANNAD以来だったんじゃないかな、こんだけ泣けるのは…
アニメ版の方も原作に忠実な作りでおすすめです。
爽子の声もかわいい!(クラナドのことみちゃんと同じ声です。〜なのっていう喋り方も似てる)
少女漫画では珍しく1000万部超えしたっていう記事をチラっと見たんだけど、
それだけたくさんの人に爽子の気持ちは届いてるよって言ってあげたい。
(うわあ、文字だけ見るとちょっと危ない奴みたいだ・・・)
レンタルで全部読んじゃったけど、新刊で買ってもいいなぁ・・・