君に届け(1) ★★★★★

君に届け 1 (マーガレットコミックス)

漫画レビュー！？
何やら話題の本らしいので、ツタヤでレンタルして読んでみました。
　
ぐ・・・ぐあああああああ　うわあああああああああん；；；；；
な、泣ける！めちゃくちゃ泣けるよ！なんだこれ！
　
〜あらすじ〜
主人公は貞子にそっくりな外見の、暗いけど根はとってもピュアな女の子。
高校に入って１ヶ月、クラスに打ち解けられずに過ごしてきましたが、
風早という爽やか男子が話しかけてくれたことによって、次第に状況が変化していきます。
　　
とりあえず、第１話でヒロインの（男の場合なんて言うんだ？）風早くんに恋をしてしまいました。
あ、私は男性です、あしからず・・・・
という男性視点で見ても恐ろしく素敵な奴なんです。
まあ少女漫画的理想の王子様と言ってしまえばそれまでなんだけど、
貞子のピュアで頑張り屋さんなのに外見のせいでみんなに誤解されているのに感情移入してしまうと、
周りの冷たい声にも全く流されず貞子に笑いかけてくれる風早くんのなんと輝いて見えることか･･･ｯ！！！
俺にはむりだ、俺は影で笑ってるタイプだよ！
　
貞子は普段は不気味な日本人形のような描かれ方をしていますが、
時々本心を吐露したり笑顔を見せたりするときだけ、やたら美少女な顔をします。
多分それは、日本人形が普通の奴らの視点で、美少女モードは風早くん視点ってことなんでしょう。
こいつのこんな素敵な顔は俺しか知らねーよっていう、風早くん的優越感も時折垣間見えますが、
ぜーんぜん嫌な感じしないんですよね。
ああ、どうぞ独り占めしてください･･･お持ち帰りしてください…
　
貞子の友達になってくれるヤンキー女二人もいい味出してます。
少女漫画ならではの陰険な部分も出てきますが、私の目から流れる汁は全て綺麗な気持ちから生まれたものです。
　
とりあえず、次生まれ変わったら女子高生になります。