よく広告が載っている激安オクって・・・

びっくりしますね、あの価格。
i pod \600とか! アクオス\2800とか!
気になって少し見てたんですが、ようやく仕組みが分かりました…

 
入札に1回1コイン(\75)かかるんですが、通常1回の入札につき\15しか値段が上がらないので、商品の値段自体はいくら入札が増えようが安いままです。
んでサンプルに載せたDIGAの場合、1円オークションってことで、1円ずつしか上がらないぽいんですよね。
落札価格が\10,544ですから、10,533回入札が入ったってことになります。
えー、1回\75が10,533回ですから、\789,975! コイン代金として激安オク側に支払われることになります。
(もちろん落札できなくてもコイン代はかかるからね!)
11万円の商品に対して、支払われた額はおよそ80万円。
落札者だけに限って見ても、\143,400+\10,544で \153944。
この商品を価格.comで調べると\74,000〜と出てきたので、およそ倍額で買い取るはめになってますね。
仕入は5万くらい?)
しかもいくらコストがかかろうが、コイン代はクレジットやウェブマネーの決済で先払いなので、キャンセル食らう心配もなし。
突っ込めば突っ込むほど元を取らなきゃいけないので、競り合いから抜けられなくなる。
なかなか面白いシステムだと思いました。
 
ちなみにi podで計算すると、落札価格\2,500くらいでだいたい総額が\15,000になり、市場価格と同じくらいになります。(落札できない人も含めて)
 
DIGAに話を戻し、時間換算をしますと、1回の入札で20秒時間が増えることになっているので、約58時間増える計算。
入札が重なる場合もあるので、単純計算した時間よりはかなり減りますが、それでも丸一日くらいはかかってるでしょう。
これはかなり極端な例ではあると思いますが、1円オークションの場合は一日またぐくらいの気持ちでチェックしてないと落札はできないということが言えます。
 
もちろん最初に書いた激安落札される商品も多くありますので、かなりの人が得をすることでしょう。
しかしそれは「落札できた場合」に限ってのことです。
DIGAの場合、コインに10万突っ込んでも最終的に落とせなかった人もいるので、単純に10万円お金を捨てたようなものになります。
これで逐一商品をチェックしていけば、激安オクがどれくらい利益を得ているのが分かるのですが、まあめんどくさいので一つだけにしておきます。
 
これ、たくさん落札して転売するだけでボロ儲けじゃね?と安易に考えてしまったのですが、そう甘くはないですねぇ。
儲けようと頑張ったら、逆に病気になりそうなのでやめておくことにします。
私はこの世界はちょっとついて行けない…
気軽にちょっとやってみようと思う人がいたら忠告しておきますが、
これは初期投資かなりかけて確実に落札まで持っていくつもりでやらないと、相当損しますよ!