全米が泣いた アリソン(3上下) ★★★★★
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 文庫
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とりあえずメイン登場人物が少なく、非常にキャラの魅力溢れるお話となっています。
ジャンルとしては、のんびり冒険アクション のちミステリー。そんな感じです。
上巻の序章はヤバイですね。
アリソンが一人で子育て。彼氏が英雄さん??
一体どうなってるの!下巻の最後まで読んだとき、ようやくその意味が分かります。
ヴィルが心配、というよりは、ヴィルを失った後のアリソンを思うと心が張り裂けんばかりで、鬱状態で読んだ3巻でしたが、
緊張感と謀略の渦に飲み込まれるようにして、いつしか物語にのめりこんでいました。
本編の結末は非常に複雑です。そして探偵ヴィルの謎解きがあるまで、真実の全ては闇に埋もれています。
まあ、それでもラストは良かったです。アリソンも良かったね。
さて、子供がいるってことはー・・・つまりそういうことだよね?
ということにいつ発展するのかもやもやもやもやしてましたが、
とてもライトノベルらしいなという繋がり方でしたね!でもうるっときてしまいました。
続編が出ていますので、早速読みたいと思います。