僕は友達が少ない(3) ★★★★
- 作者: 平坂読,ブリキ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/03/24
- メディア: 文庫
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キャラが2巻で揃ってしまっているためか、どうも新しい笑いの要素に欠けていて、新しい局面に話を持っていこうという感じが伺えます。
具体的には、星奈と夜空と小鷹の関係。
親同士が親友という星奈、10年前は男同士として友情を育んでいた夜空。(ネタバレですが1巻で既に明らかになっているため書きます)
進展はゆっくりですが、着実にラブコメの「ラブ」部分の要素を増やしています。
対して、定評のある「コメ」部分が、小鳩とマリアの低俗な罵り合いメインでパワーダウンの感がいなめません。
理科の変態要素も、単にエロいだけで笑えるほどではありません。
小鷹の突っ込みもちょっと弱いかな…
イラストのかわいさで補っていますが、キャラ萌えだけではネタとして弱いです。
まあ、恐らく読者が期待するようなシーンでは、もれなくイラストが入っているので、サービス精神はすばらしいと思いますが。
1,2巻と順当にパワーアップしていたので、3巻での落ち着きぶりが少し期待はずれでした。
次巻に期待します。
23日に本屋に並んでなかったので、23日夕方くらいにAmazonで注文したら、24日正午に届きました。早すぎw